ボクシングは魂のスポーツ
慶應義塾體育會ボクシング部のHPをご覧くださり有難うございます.
ボクシング部は1925年(大正14年)10月1日,慶應義塾拳闘倶楽部として創設されました.以来、90年以上にわたって,孤独の中で自分と向き合う不断の鍛錬と,相手によって自己を高める切磋琢磨によって齎された,強靭な肉体と不屈の精神を持つ多くの卒業生を輩出してきました.これらの卒業生たちが,世界のさまざまな場において,福澤先生が慶應義塾の目的とした「全社会の先導者」となっています.選手だけではなく,指導者,マネージャー,体育会,三田会,義塾が一体となって,誠心誠意,ボクシング部の活動を支え,それに応えて,部員たちは,卒業後,アマチュアボクシングを通して与えられた勇気を社会に還元してきました.その歴史を私たちは誇りに思っています.
ボクシングは相手を殴り倒すことを目的としたスポーツではありません.自分と向き合うことで,人間性を修養する道場です.リングに上がるまでに積み上げられた練習と自己節制を織り込んだ選手の時間,技術の向上を選手と共に考え試行錯誤を繰り返す指導者の時間,選手を物心両面において応援することで安心して試合が行えるように尽力する応援者の時間が,3分3ラウンドの試合に結晶すると言っていいでしょう.ボクシングは,相手の肉体と直接向き合い,触れ合うスポーツであるだけに,自分への甘えを戒め,相手への敬意を忘れず,感謝と自信と誇りを胸にリングに上がることを私たちは常に心掛けています.そして,リングには多くの人の魂が宿っていると私たちは思っています.
全ての学生スポーツは,安全で健全なものでなければなりません.特に私たちは,ボクシングが,絶対的に安全を確保しつつ,自分を高めることで相手を高め,相手からもまた自分を高めてもらう魂のスポーツであることを忘れないようにしています.そして,早稲田大学をはじめとして素晴らしいライバルに恵まれ,関東大学リーグ戦という場を与えられていることに心から感謝をしています.ボクシングにはいろいろな関わり方があります.ボクシングに関心のある学生,受験生の皆さん,日吉キャンパス・蝮谷(まむしだに)の部室に遊びに来てボクシングの魅力の一端に触れてください.部員一同,皆さまを心より歓迎いたします.
慶應義塾體育會ボクシング部 部長 小菅 隼人
憧れとなり、尊敬される
皆様、こんにちは。監督の大倉紘平です。
私は中等部から慶應義塾に学び、慶應義塾高等学校在学中にボクシングと出会い、一目惚れし、大学卒業まで7年間選手として活動しました。2008年に大学を卒業後、コーチとして部に携わり、2021年夏、監督に就任しました。 現役時代を振り返ると、試合で勝利した瞬間はもちろんですが、自分の限界を超える努力をした日々、仲間と同じ目標に向けて切磋琢磨した日々等、全ての時間が宝物です。日々の努力を重ねるボクシングを通じて得ることのできる成果、築きあげるものには計り知れない価値があると確信しています。
現在は関東大学2部リーグに属し、2部リーグ優勝を目指して日々精進しています。スポーツ推薦制度がなく、大学からボクシングを始める選手が大半の我が部は、強豪校に勝つため、理論的かつ実践的な練習に全力で取り組んでいます。 「全社会の先導者」になることが慶應義塾の理念のひとつにあります。慶應義塾體育會ボクシング部がアマチュアボクシングという世界において、先導者になれるよう、「ただ強いだけのチーム」ではなく、「憧れとなるチーム」「尊敬されるチーム」を目指しています。
ボクシング経験、スポーツ経験は不問です。必要なのはPositive Attitudeです。 選手、スタッフとして入部した皆さんと共に成長できることを心待ちにしています!
慶應義塾體育會ボクシング部 監督 大倉 紘平
2部優勝、7連覇を目指して
HPをご覧の皆様、日頃より多大なるご支援をいただきありがとうございます。慶應義塾體育會ボクシング部主将の李 烘在です。 我が部に興味をお持ち下さりありがとうございます。
今年度我々は「一味同心」というスローガンのもと、「関東ボクシングリーグ2部優勝」、「早慶戦7連覇」を目標として掲げ、日々の練習に励んでおります。
私たちの部の強みは環境の良さです。
頭を使って考える機会の多さと、そのような機会をより充実したものにするトレーナーやマネージャー、強力なOB陣が揃っており、成長を続けることのできる環境が整っています。そして、部活に切磋琢磨して取り組むことができる、かけがえのない仲間を得ることができます。
今年度の5月から開催された、第75回関東大学ボクシングリーグ戦では、2部リーグ4位という結果に終わってしまいました。しかし、最終戦では2位の日体大に部員全員が一丸となって勝利をもぎ取ることができました。この勝利は今後の活動への勢いになると捉えております。
また昨年度の第65回早慶ボクシング定期戦では制限付きの有観客での開催ではありましたが、試合をオンライン配信することができました。その結果、例年よりも多くの方に慶應ボクシング部の活動並びにアマチュアボクシングを見て頂くきっかけとできたと思います。
試合に出る選手だけでなく、マネージャーやトレーナー陣を中心として部員全員が、試合を盛り上げる活動に取り組みました。また、OBをはじめ、学内学外問わず、多くの関係者の力があって早慶戦が実現しました。
ぜひ、こちらから様子をご覧下さい。
私たちは現在、関東大学ボクシングリーグ2部優勝、早慶戦7連覇を目指して活動に励んでいます。ボクシング部での活動は自分と向き合う機会が本当に多く、学生生活が充実します。4年間ボクシング部で成長し活躍したい思いがあれば経験・未経験は問いません。少しでも興味のある方は是非、体験・見学にお越しください。
慶應義塾體育會ボクシング部 主将 李 烘在
歴史を築く
慶應義塾體育會ボクシング部のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
第98代 主務を務めております高橋加帆と申します。
ご覧頂いている方の中には、日々の練習において多大なるご支援を頂いているボクシング三田会の皆さま、入部を考えてくれている新入生などたくさんの方がいらっしゃると思います。そこでお伝えしたいのは皆さま無しでは弊部の活動は成り立たないということです。
まず、OB・OGの皆さま。
私たちボクシング部は「関東大学ボクシング2部リーグ優勝」および「早慶戦7連覇」を目標に活動しております。この目標は後楽園ホールで戦う機会や早慶戦という歴史ある団体戦を守り抜いて下さった先輩方あってこそ掲げることができている目標です。創部の1925年より約100年の歴史ある部活を各代が守り抜く意識で練習に取り組んで参ります。
そして、その100代目のチームとなる可能性のある新入生の皆さま。
入部を考えてくれている新入生にこの場を借りて魅力をお伝えしたいと思います。ボクシングは確かに競技歴が有利に働くスポーツです。しかし、慶應は大学から始めた選手が泥臭く、実直に練習を重ねることで後楽園ホールで勝利をもぎ取ることも目標にしているチームです。
私はマネージャーという立場ですが、選手たちの1勝への執念と1試合にかける準備量や思いの強さは他のスポーツに無い魅力だと考えます。
ぜひ一度部室にいらっしゃって熱量を体感していただけたらと思います。
経験の有無、選手/スタッフに関わらず何か打ち込みたいものがある方、一緒に大きな目標を追いかける意志のある方をお待ちしております。
長くなりましたが、以上で、主務挨拶とさせていただきます。
慶應義塾體育會ボクシング部 主務 高橋 加帆