平成から令和に改元した今年度に改めて振り返りますと、大正14年10月1日に「慶應義塾拳闘倶楽部」として発足した慶應義塾體育會ボクシング部は、今年で創部94年を迎える歴史と伝統ある部です。また、「慶應義塾ボクシング三田会」は昭和24年6月に「三田ボクシング倶楽部」として発足、昭和35年に改組して現在に至っており、人間に例えるならば今年度に古希を迎えたこれも歴史と伝統ある会であり、令和元年7月1日現在で会員数292名を擁する会となっております。本会は「慶應義塾體育會ボクシング部の後援、指導及び学生ボクシング技術の発展、改善に尽くすと共に、会員相互の親睦を図ること」を目的としており、皆さまのおかげでその目的を着実に果たすことが出来ているのではないかと考え、ここに改めて御礼申し上げます。
特に近年の学生たちの活躍ぶりは目覚ましく、平成26年に関東大学ボクシングリーグ2部復帰を果たしてから同リーグで堂々たる戦いを続けており、今年、令和元年度においては慶應義塾ボクシング部史上 実に35年振りの快挙となる2部リーグ準優勝を果たしてくれました。 加えて慶早定期戦においても現在、3年連続で勝利しており、平成最後となる昨年度の慶早戦では7-0の完封勝利を収めてくれました。完封勝利は62回の歴史を誇る両校定期戦の歴史において過去に2回しかなく(2回とも慶應の勝利)、これも33年ぶりの快挙でありました。
これらの殆どは学生たちの頑張りによるものでありますが、'自身の仕事との両立'という状況のなかで、全身全霊をもって学生を指導し続けてくれている監督や指導陣の皆さんの存在、そして「AO入試対策」に取り組み続けてくれている指導陣の存在無くして語ることは出来ないと考えており、その取り組みが部の戦力の強化・維持に繋がっていると確信しています。また「就職活動サポート」の指導陣の存在によって部員が安心して部活動に注力出来る環境が作られているのだと感じています。
これらはまさにボクシング三田会と現役部員とが一体となった取り組みであり、他校とは一線を画す独自の取り組みであると自信をもって言うことが出来ます。このような取り組みを今後も継続し、慶應義塾ボクシング三田会と慶應義塾體育會ボクシング部の良き伝統・文化とするためにも会員各位の'熱い気持ち'によるご支援を引き続きお願いしたいと思います。 どうぞよろしくお願い致します。
なお、学生たちの活躍もあってボクシング三田会の会員相互の親睦だけでなく、ボクシング三田会の会員と学生たちとの繋がりも強くなってきているように感じています。 ボクシング三田会の皆さまにおかれましては、学生たちの試合の応援やボクシング三田会の各種行事にも奮ってご参加いただけますようよろしくお願い致します。
慶應義塾ボクシング三田会 会長 田口隆男

役職 | 氏名 | 卒年 |
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会長 | 田口 隆男 | S59 |
副会長 | 高井 俊一 | S50 |
副会長 | 大倉 時彦 | S55 |
副会長 | 渡辺 保隆 | S62 |
事務局長 | 関根 弘之 | S62 |
幹事長 | 伊達 幸輝 | S59 |
常任幹事(事務局担当) | 奥野 泰秀 | S59 |
常任幹事(事務局担当) | 野原 浩史 | S61 |
常任幹事 | 田邊 英一 | S62 |
常任幹事(コンプライアンス担当) | 佐野 周太郎 | S62 |
常任幹事(会費徴収担当) | 松本 尊 | H2 |
常任幹事(懇親会担当) | 山崎 健二 | H7 |
常任幹事(会費徴収担当) | 益崎 大二郎 | H7 |
常任幹事(コンプライアンス担当) | 平野 俊介 | H9 |
常任幹事(懇親会担当) | 山田 卓司 | H13 |
常任幹事(会費徴収担当) | 前田 雄二郎 | H15 |
常任幹事(懇親会担当) | 近澤 柳 | H15 |
常任幹事(会費徴収担当) | 御林 克志 | H19 |
常任幹事(部強化担当) | 中畑 俊介 | H21 |
常任幹事(部強化担当) | 小山 史竜 | H22 |
常任幹事(就活支援担当) | 角田 祐介 | H23 |
常任幹事(就活支援担当) | 浅山 晋吾 | H20 |
常任幹事(HP担当) | 横井 志帆 | H27 |
監事 | 今田 哲生 | H3 |
<支部> | ||
中四国支部・支部長 | 中本 幸三 | S45 |